よく周りから保育所育ちはレベルが低いって言われる・・・
でもフルタイムで働いてるから幼稚園は難しいかも
職場の同僚は無理してでも幼稚園に行かせてる
私もそうするべきなのかな・・・
近年共働きが当たり前になる中、フルタイムで働く女性も増えてきました。ワーキングマザーが直面する大きなジレンマの一つが、子供を預ける先の選択ですよね。
その中でも、「保育所上がりの子はレベルが低い?」という疑問や周りの意見があったりする中、フルタイムワーキングマザーが幼稚園と保育所のどちらを選ぶべきかという答えの出ない問いについて考えていきましょう。
筆者自身は幼稚園で育ったため、正直自分の子どもを保育所に入れるというのはすごく抵抗がありました。ですが保育所を出て小学校に上がった子どもたちの様子を見て率直な感想を記載していきたいと思います。
保育所上がりの子のレベルについて
保育所での育ちが子供の将来に悪影響を与えるのかという疑問に関しては、一般的には子供の発達は単なる環境だけでなく、家庭環境や個々の特性にも深く影響されます。
保育所にも色んな家庭がいて、とても年収の良い家庭もあります。保育所上がりの子が低いレベルだとするならば、それは単なるステレオタイプに過ぎない可能性があります。
保育所の子は学力レベルが低いと言われるのは?
保育所の子どもたちは学力レベルが低いと言われることがありますが、これは本当なのでしょうか?実は、学力レベルの差が出る理由は複数あります。
まずは、保育所は幼稚園と比べて保育に特化しているため、学習時間が少ないことが考えられます。また、保育所は環境が一貫しているため、子どもたちが異なる環境に触れる機会が少ないことも要因です。
保育所と幼稚園の教育の違いとは?
保育所と幼稚園はそれぞれ異なる特徴を持っています。保育所は保育に特化しており、子どもたちが基本的な生活習慣を身につけることが目的です。
一方、幼稚園は学習に重点を置き、知識や能力の獲得をサポートします。保育所では個々のニーズに合わせた保育が提供される一方、幼稚園ではグループでの学習が中心となります。
実際に学力レベルに差があるのか
学力レベルに差があるのかについては、とある研究結果によると保育所上がりの子どもたちは幼稚園上がりの子どもたちと比べて学力に差がある傾向があるとされています。しかし、個々の子どもの能力や環境によって差が出るため、一概にすべての保育所上がりの子どもたちに当てはまるわけではありません。
ちなみにうちの子たちは保育所だったので通信教育などを駆使して小学校入学時に差ができないように割と熱心に指導しました。そのおかげか(そうであってほしい)、小1からずっと成績は優秀な方ですよ。
保育所 vs 幼稚園:ワーキングマザーの視点
ワーキングマザーにとって、幼稚園と保育所の選択は悩ましいものです。保育所は一般的に長時間預かってくれ、仕事との両立がしやすい一方で、幼稚園は教育的な要素が強く、子供の社会性や学習に焦点を当てています。
認定こども園とは
近年「認定こども園」という施設が登場しました。これは保育所と幼稚園の良いところを併せ持った施設とされています。夫婦共働きが増えて幼稚園に行かせたくてもできない家庭にとってはとても嬉しい制度です。
認定こども園は幼保連携型、保育所型、幼稚園型、地方裁量型の4つの種類がありますが、幼保連携型が多い印象です。元々0〜5歳児までの保育所が幼保連携型の認定こども園に移行したケースが多いです。私立の幼稚園からこども園に移行するケースもあります。認定こども園は就労など保育が必要な3号〜2号認定の子どもたちと保育を必要としない1号認定の子どもも入園できます。
通ってた保育所が認定こども園に移行された時はすごく嬉しかったですが、実際に何か変わったかというと特に・・・っていう印象です。お勉強を教えてくれるとかなかったです。(嬉しかった分、結構ショックを受けました。)もちろん施設によって違うと思いますが、うちはそんな感じでした。
保育所の利点
保育所は柔軟な時間帯での預かりが可能であり、多様な遊びや交流があります。これが子供の社交性やコミュニケーション能力の向上に寄与することが期待できます。
また、フルタイムワーキングマザーにとっては、働きやすい環境が整っている点も大きな魅力です。
幼稚園の利点
一方で、幼稚園は教育的なプログラムが充実しており、基本的な学習が進む環境が提供されます。教育のスタートを早めることができ、将来の学習に対する基盤を築くことが期待されます。幼稚園ごとに様々な特色があり、各家庭に合った教育を受けることができます。
のびのびした環境やお受験対応の園、行事にとても力が入っている園など家庭の教育方針に合った園を探すことができます。教育時間後にそのまま園で習い事までできるところもあり、時間の有効活用ができます。また通園バスがあるので送迎時は家の近くまで来てくれるのも助かりますね。
また、幼稚園は比較的短い時間のプログラムが多いため、家庭との時間も確保しやすいです。
一般的な保育所と幼稚園の違い
公立保育所 | 私立幼稚園 | |
保育時間 | 標準保育時間 7:30〜18:30 延長保育 18:30〜20:00 | 教育時間 9:30〜14:30 預かり保育の場合 14:30〜18:30(土曜)8:30〜18:30 |
給食 | 基本給食とおやつあり (0〜2歳クラスは朝のおやつもあり) 延長保育では夜食もある場合あり | 週に2日程度お弁当の日 園によっては毎日お弁当 預かり保育はおやつあり |
諸費用 | 住民税により保育料が違う 3歳児クラス以降、保育料無償化、副食費徴収 | 入園料5万程度 制服代3〜5万程度 指定カバン、用品代2〜5万程度 施設維持費、備品代など月額数千円など |
長期休暇 | 日祝、年末年始(12月28日〜1月3日まで) | 土日祝、夏休み、冬休み、春休み 長期休暇中は預かり保育で 8:30〜18:00ぐらいまで (預かり保育もお盆時期と年末年始休みあり) |
結局フルタイム勤務ワーキングマザーはどっちに行かせるべき?
結論として、フルタイム勤務のワーキングマザーがどちらを選ぶべきかは、個々の家庭の状況によります。
保育所では基本的な生活習慣を身につけることができる一方、幼稚園では学力の向上が期待できます。利用する施設のカリキュラムや教育方針をよく調べ、自分の子どものニーズに合う場所を選ぶことが重要です。
最終的な選択は慎重に
保育所上がりの子どもたちの学力レベルが低いと言われることはありますが、実際には個々の子どもの能力や環境によって差が出るため、すべての子どもに当てはまるわけではありません。
最終的な選択は家庭の価値観やニーズによります。子供の健やかな成長と母親の働きやすさを両立させるためには、慎重な検討が必要です。また、子供の性格や個々のニーズに焦点を当て、最良の環境を提供することが大切です。
本当に悩みます。幼稚園に行かせるためには正社員を辞めてパートになるべきか・・・
当時は死ぬほど考えました。
個人的な結論としては当時はお金に余裕が無かったので、幼稚園に行かせられない分は自分が稼いだお金でしっかり習い事などで補填しようと考え、保育所に行かすことにしました。しかし、土曜日など休日は習い事の送迎などで休む暇も無く中々大変でした。
家でも普段から足りないコミュニケーションを図ることも兼ねて通信教育などを一緒にやったりと多忙だったな・・・と今では思います。
まとめ
保育所か幼稚園かという選択は一概には言えません。子供の発達段階や家庭環境、母親の仕事の性質によって最適な選択が異なるため、十分な情報収集と検討が欠かせません。
ワーキングマザーが子供のためにも自分のためにも最良の道を見つけることが大切です。
ワーママは本当に色んなことに悩むので大変・・・
仕事も子どもも大事だし、無責任なことできませんからね。
もっと子育てしながら働けて子どもにも良い教育を与えられる環境が進めば良いですね。
コメント